5月のチーズ教室のチーズ

6月のチーズ教室、ただいま参加者募集中です。

今のところ、6月9日(金)に2席の空きがあります。

詳しくはこちらのブログをご覧下さい。
皆様のご参加をお待ちしております!

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5月のチーズ教室のテーマは
フランスチーズをもっと知ろう!フランス東部編」でした。

フランス東部の山地では昔から大きくて固いチーズを造り、
冬の間の貴重な保存食としてきました。
一方で、ローヌ圏やブルゴーニュ圏などの平野部では
山羊乳のチーズやウォッシュタイプのチーズなども造られ、
フランスチーズのすべてのタイプのチーズを味わえる地域でもあります。

最初にご紹介したのはTomme de Savoie
「トム」と名の付くチーズはフランス各地にありますが、
その中でも有名なのが「サヴォワのトム」。

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一見地味な外観に田舎っぽい雰囲気を漂わせているチーズですが、
あっさりとして大変味わい深く、ミルクの優しい甘みが広がります。

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粉の味を感じるタイプのクラッカーやビスケット、
黒胡椒との相性も良いチーズです。

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次は今回唯一のシェーブル、Chevrotin
(ふたつ上の画像の奥の丸いチーズです。)

見た目はルブロション・ド・サヴォワにそっくり。
「ルブロションの山羊乳版」とも言われています。

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春から初秋にかけて造られる期間限定の貴重なチーズ。
すべてフェルミエ(農家)にて手作業で造られます。

外皮の淡いオレンジ色と真っ白い中身のコントラスト。
優しくて穏やかながら、山羊乳の香りもふんわりと。
高原の清々しさと繊細なコクを感じさせるチーズです。

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自家製のナッツのハチミツ漬けと共に・・・。

続いてセミハードチーズのMorbier
断面の中心に見られる黒いラインが特徴です。

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若いうちはとても穏やかで食べやすく、
むっちりとした食感を楽しめるチーズですが、
熟成が進むと外皮の匂いが強くなり、味わいはより複雑味を帯びてきます。


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好みがはっきりと分かれたチーズでしたが、
「この深みのある味わいがクセになる!」と一番人気だった日も。

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チェリーやブルーベリーなど甘いジャムと試食して頂きました。

ここからグッと味わいが濃くなります。
お次はサヴォワ地方のハードチーズ、Abondance

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湾曲した外皮の側面は
ロープを巻き付けて牛の背中に乗せて運ぶ為の生活の知恵。

他のハードチーズに比べてやや小型のわりにしっかりと熟成させるので
しっかりとした濃厚なコク、ナッティな甘みを感じさせます。

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今回はPear and Musterd Chutneyと共に。
他に粒マスタードなどと一緒に食べてもGood。

お次はBleu du Vercors-Sassenage
長い名前で覚えにくいのですが、山のブルーチーズの一つです。

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長い歴史の中で、一旦は消滅しかかったチーズ。
3軒の農家が立ち上がり、見事復活させた幻のチーズです。

ブルーチーズといえど味わいはマイルド。
ミルクの甘みのなかにぴりっと香るブルーの部分。
そのバランスが良く、全体的に優しい風味を持つチーズです。


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レーズンとクルミのパンと共に。
パンにのせてトーストしても美味しいワインのおつまみになります。

最後はチーズの王様、Epoisse
ブルゴーニュ地方で造られる、ウォッシュタイプのチーズです。

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ふたを開けた瞬間から匂い立つ外皮の香り。
マール・ド・ブルゴーニュという蒸留酒で周りを洗いながら熟成させた
贅沢なチーズです。

中はトロトロなのでスプーンですくって・・・。
歯にまとわりつく濃厚な食感に余韻の長い深いコク。
ワインが進みます・・。

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「やはり私はエポワスが一番好き!」
「強い匂いの割には食べてみるとコクがあって美味しい!」
など、様々な感想を頂きました。

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いつも、教室の最後にそれぞれの皆様のお好みのチーズをお聞きするのですが、
今回はどのチーズもそれぞれに人気があり、なかなか興味深かったです。

「フランス東部のチーズが今までで一番好みだった!」
「いつかブルゴーニュ地方に住みたい!」
などといった感想も。

フランス東部のチーズを楽しんで頂けたなら大変嬉しく思います。

次回は今回のチーズ教室のワインとチーズのお料理をご紹介します。


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by fromage-osho | 2017-05-31 16:31 | チーズの教室 | Trackback | Comments(0)
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